貘のたべかす

日記のようなエッセイのような何か

【再】シャネルのリップクリーム

今朝は起きたら寒すぎてふ、布団、と毛布の中で羽毛布団を求めた。もう冬服を着ていいのだろうかと思いながら、薄手のブラウスにスカートを履いて、ここに暖かいカーディガンを羽織って出るつもりでいる。今日は労働の日だ。

 

朝の話。最近、朝の身支度の時に、口紅下地じゃなくてリップクリームを使う事にしている。理由は簡単で、姉からシャネルのリップクリームをおさがりで貰ったのだ。わたしはたまげて特別な気分の時に使おうとしてしばらくは宝の持ち腐れをしていたのだけれど、ある時使って、ふと気付いたのだ。唇が良い感じだ、と。シャネル様は流石だった。あれ以来、わたしの朝は、シャネルのリップクリームと共にある。

 

元々肌が強くて色々な事をさぼりがちだったのだけれど、流石にもうそうも言ってられなくなる歳になって来て、スキンケアどうしようかなーとか迷っていたのだ。そんな時に現れたひとまずの局地的救世主だ、崇め奉って遠慮なく使っている。

 

せっかくなのでということで、最近は労働に向かう時にラデュレのルージュまで使っている。いい加減宝の持ち腐れの口紅が多すぎるのだ。大切にするのも好きだけど、使う事だって勿論好きなのだから問題は無い。

 

近頃は労働にすらコンタクトを入れている事が多く、そして髪も結べる長さになって来たので思い切ってエイヤと一つに括っている。気合を入れるには十分な装いだ。今日は(寒くて)早くに起きたから時間もあってお茶を飲みながらこんな文章も書けている。

 

寒さは苦手だけれど、寒い朝は嫌いじゃない。このまま無事に秋が来て冬となりと進んでくれる事を切に願っている。